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和歌山県庁

 6月1日投開票の和歌山県知事選に、共産党県委員会が独自の候補者を擁立する方針を固めたことがわかった。県委員会幹部によると、今月1日に、党中央委員会に候補者の公認を申請したという。知事選には副知事の宮崎泉氏(66)が立候補を表明しており、選挙戦となる公算が大きい。

 知事選は現職だった岸本周平氏の急逝を受け、15日に告示される。前回2022年は自民、立憲民主、国民民主、社民県連合が推薦する岸本氏が、共産公認の候補者と無所属の候補者を破った。

 今回、4月28日に立候補を表明した宮崎氏は、岸本氏の「政策全般を引き継ぎたい」とし、岸本氏を推薦した各党などに推薦を求めていくとした。

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